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春限定スイーツとしてオーナーの渾身のレシピ
ーPhyllisーがホールケーキにて初めて再現されます。
アーモンドとストロベリーのシンプルな組み合わせが究極の一品。
パティシエのコンクール
ルクサルドグランプレミオ2018にて3位に輝いた幻のレシピ
アーモンドをペースト状にした伝統的な製菓材料マジパンを使った
しっかりと香りを感じるアーモンドムースにストロベリーのジュレ、クリームを層にしました。
生地にはパンドジェンヌというアーモンドを使った口溶けが滑らかなものを使用
食感パーツにはサブレを砕き、フィアンティーヌやホワイトチョコレート、バターでコーティング。
イタリアの名リキュール「アマレット」を隠れた主役にそれぞれのパーツを上品に仕上げます。
ミリ単位で細部にまでこだわった渾身のスイーツは限定で30台までの販売です。
もしかしたらまた来年も春がきたら販売するかもしれませんが、たくさんはご用意ができないかと思います。
日本の春・・・
それは暖かくなり春の匂い感じ、桜が咲き始めたときに感じます。
実はアーモンドの花は桜にそっくりな色、形をしています。
日本同様にイタリアにも開花を祝うお祭りがあります。
パッと咲いては儚く散っていく。それゆえに美しい桜。
アーモンドの花も同じなんです。どこか近い文化を感じます。
今回使用しているあんずの種から作られるリキュール「アマレット」
実はあんずの種、さくら、アーモンド
これらには共通する香り成分「クマリン」が含まれています。
この3つの原材料はバラ科サクラ属の木なんです。
これは奇遇ではありません。
ヒトが好む香り、春を感じる香りそのものが「クマリン」なんです。
このフィリスという菓子は人の喜びや春の感情そのものを味覚で表現した作品です。
本質的に味の分子から感じる「春」を甘さに乗っかる香り、揮発するアルコールに乗っかる香り、甘酸っぱい酸味と食感とともに構成しました。
是非、春のたよりをスイーツで味わってもらいたい。そんな思いです。
ここからは名前の由来のお話・・・
ギリシャ神話に登場するとあるお姫様のお話です。
トルキア(現在のトルコ近辺)地方を収める王の娘に「フィリス」という娘がいました。
彼女はトロイア戦争から生き延びたアテナイ(現在のアテネ)の王デモポーンと恋に落ちます。
しかし、戦いのためにデモポーンはトルキアを去ります。必ず戻ってくるという約束を残して・・・
しかし、彼が戻ってくることはありませんでした。
悲しみに暮れつつも待ち続けたフィリスは病気で亡くなります。
貞操の女神アルテミスはフィリスの悲しい愛をアーモンドの木へと変えます。彼女の涙がその木にしずく型の実をつけました。
時が経ってデモポーンがトルキアを訪れた際には後悔の涙を流しながらその木を抱きしめました。
すると淡いピンク色の花を一斉に咲かせアーモンドの木は満開に。
デモポーンもアーモンドの木に変身し、二人は一つになったとされています。
ギリシャ神話ではアーモンドは願いが叶う実、希望の象徴とされています。
大切な人に会いたくても会えない時代が続く今、誰かに希望を与えるスイーツを届けたい。
そのスイーツはきっと誰かの希望になる。
そう想いながら一つ一つ丁寧にお作りします。
あなたにとって大切な人に春のたよりを・・・
逸話ではありますが、トルキアの姫の名前のついたスイーツを・・・
商品詳細
大きさ:直径15cm
アレルギー:乳、卵、小麦、アーモンド
お届け方法:冷凍便にてお届け
賞味期限:製造より30日 冷蔵解凍後2日
食べ方:冷蔵庫にて解凍してお召し上がりください
お届け日:4/1~4/15日 順次お届け予定